両親の33回目の結婚記念日。初めて、2人を食事に招待。
母リクエストの日本料理屋は
食べてみると納得、母好みの味かげんでどれも美味しかった。
2人は大好きな日本酒を心ゆくまで飲み、気持ちよさそうだった。
娘3姉妹からの結婚年のヴィンテージワインとそれぞれが書いたカード
孫からのけいろうの日の贈り物に本当に喜んでいたので
こういうサプライズを仕込むのはなかなか楽しい。
いつごろからか、父も毎年母に花束を買って帰るようになったが
今年は母から父への記念のプレゼントもあった。
イギリス コーンウォールの陶芸作家のマグカップではるばる海を渡って届いたらしい。
唯一の家族での海外旅行先であったイギリスは皆にとって思い出の場所。
靴職人を目指して留学した妹へ会いに行く目的で今からもう8年も前のことだ。
英語ができない母は、妹に頼んでオーダーしてもらったらしく
自分用のマグカップもあわせて購入しており
これから毎日一緒にコーヒーを飲もうと話している姿に
この先もきっといろんなことがあるだろうけれど
健康で笑顔で、お互いを支え合って過ごしていってほしいと感じた。
できるときに、感謝の気持ちを見える形で届けておかないとと思うようになったこの頃。
母が父にむかって「娘でよかったね。」「育ててきてよかった。」という言葉に
気持ちが十分伝わったと想えた夜だった。