母が大好きな映画の一つで、実家の本棚には『風と共に去りぬ』から続編の『スカーレット』の単行本までそろっていた。(のを、実家を出るときに持ってきて手元にあるのだけど、完読できた試しがない。そしてあとになって、DVDをいつでもみれるように買っておいたことに気づく)
まともに映画を通してみるのは2回目。初めて見たのは母と一緒だったから結構幼いころだと思う。スカーレットとレットの恋愛映画の印象が頭の片隅に残っていたくらいで細かいストーリーをすっかり忘れていたけれど4時間に及ぶ長編を見終わって、何より強烈に残るスカーレットの女性像。利己的で勝ち気で強気で型破り。でも自分に正直で懸命に生きる姿が魅力的に映って、勇気をもらったような爽快な気持ち。自分とかけ離れた点が多いだけに「こんな風になりたいな~」と思った。
そんな話をお好み焼きを食べにいく道中でパートナーにしていたら、大学生のころ突然絵を描きたくなって『風と共に去りぬ』のポスターを模写してとても良く描けたというものだから、じゃあ帰ったら絵心対決をしようとなって。なぜかアップルにわたしの似顔絵を描いてもらうことになった結果が、これ。