2016/09/24

9月がそろそろ終わろうとしている。朝晩は寒くなってきたので毛布をだした。お風呂に入った後についついyou tubeを見て湯冷めした体をあったかく包んでくれる。ぐっすり眠って1時間早くかけた目覚ましはスヌーズ続きで結局いつも通りだった。

9月はずっとブライダルのお花について考えていたように思う。
雑誌やWEBなどからいろんな情報を見つけてこれる時代。花嫁さんはあれこれと画像を保存している。大切な結婚式なのだからその気持ち本当によくわかる。欲張りになっていく気持ちも、考えるうちにだんだんと迷走してしまう気持ちも。時間とともに幅は意外と広くなっているからたくさんのもらったイメージの中から、どこへ向かって作っていくかを私が絞っていかなくてはいけない。しっかり絞れている人もいるがそういう人は信頼しておまかせしてくださっていることがほとんどだ。いいお客様に恵まれているように思う。
こんな風にしたい、と画像を見せられても全くは同じにならない。いや、むしろ、全く同じにしてほしいとも思っていないと思う。こういう雰囲気で、わたしたちらしいものを作ってほしい。それくらいアバウトに投げかけられている。新郎新婦の想いを、言葉にならない部分をどれだけ汲み取って形にできるか。毎回ずっとずっと悩んで、仕入れにいくまで本当にドキドキとして、作っているときは寝る時間も惜しくなる。そうして気持ちを込めて作った花で喜んでもらえたら心底嬉しい。
幸せな時間に携わって、こちらが幸せにしてもらっている。

これからも、未来の花嫁さんを、旦那さまを、ご家族やご友人たちが笑顔になる場所を作れたらなと思います。