相談ごとがあって頼れる存在の友人に連絡し、年明けから食べてないものを聞かれて焼肉をリクエストした。今日は飲まないでおこうと思っていたけれど、「焼き肉食べるのにビールなしとかないだろ!代行使え!」と言われてあっさり折れた。(特に飲まない理由もなかったけれど、帰ったら制作しなきゃな~とか思うと自制してしまう。つまらない女だ。)
久しぶりの生ビールが美味しく感じられナムルもりあわせをつつきはじめたころ、男性客2人が入ってきて「予約をしたんだけど」と言っているように聞こえた。すでに満席になっていて、私達が通されたところが空いていた最後のテーブルだったから少し気まずくなった。店主がすぐに男性客2人を店の外に連れて行ったので、目の前でなにもおこらなかったことにほっとした。店主が予約があったことを忘れていたとしたら、あの男性2人には申し訳ないことをしたな。
片手にビール、片手にトング、焼き奉行をしながら友人の話に耳を傾けて、これから自分がどうしていくかについて改めて考えた。自分のことは理解できているようでできていない。深く考えすぎる前に一歩出る勢いと、石橋を叩いて渡らない性格がこの先を定めてくれない時は自分をよく知る友人に意見を聞いてみるのもいい。ときには立ち止まらせてくれるアドバイスや、普段は反応することのない部分にチクリと刺激をくれたりする。自分でもコンプレックスの一つに真面目な性格があって、今まで付き合ってきた彼氏にも会った友人にも「真面目だよね」と言われた。それは決していい意味で言っていないように聞こえる。なんというか、こう、突き抜け感、アンバランスさ、ユーモア。そういうものが足りなくて、いつも小ぎれいにきちんとまとまってしまう。そこは自分でもなんとなく感じている部分。真面目 =つまらない。この方程式がずっとある。このコンプレックスに何かを足し引きしたり、かけあわせたり割ったりしたら新しい世界が見えるかもしれない。新しい方程式、これから作るぞー。